Outlookのオンライン予約(Bookings with me)とは? 社外との日程調整を自動化する方法
「来週のどこかでお打ち合わせしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」「火曜と水曜なら空いています」「火曜の14時はいかがですか?」「14時は別件が入ってしまい…」——メールでの日程調整の往復に、何日もかかった経験はありませんか。
Bookings with meは、Outlookの予定表から自動的に空き時間を算出し、予約ページとして公開する機能です。URLを相手に送るだけで、相手が空いている枠を選んで予約を完了でき、日程調整のメール往復がゼロになります。
仕組み
Bookings with meを有効にすると、自分専用の予約ページURLが生成されます。このURLにアクセスした相手には、あなたの空き時間が枠として表示され、都合の良い枠を選択して予約できます。
予約が確定すると、自分と相手の両方にOutlookの予定表にTeams会議リンク付きの予定が自動作成されます。リマインドメールも自動送信されます。
ポイント: 予約ページに表示される空き時間は、Outlookの予定表から自動計算されます。すでに予定が入っている時間帯は表示されないため、ダブルブッキングの心配がありません。
設定できる項目
- 予約可能な時間帯: 「平日9:00〜17:00のみ」「火曜と木曜の午後のみ」など
- 1回の予約時間: 30分、60分など
- 予約間のバッファ: 連続して予約が入らないよう、間に休憩時間を設定
- 予約の受付期間: 「2週間先まで」「1ヶ月先まで」など
- Teams会議リンクの自動追加: 予約確定時にTeams会議リンクを自動付与
- 確認メール・リマインドメールの自動送信
Microsoft Bookings(組織向け)との違い
Microsoftには「Bookings with me」と「Microsoft Bookings」の2つの予約機能があり、混同しやすいです。
Bookings with me: 個人の予約ページ。自分1人の空き時間を公開する。営業担当者や士業の先生が「私との打ち合わせ予約」を受け付けるイメージ。
Microsoft Bookings: 組織やチームの予約ページ。複数のスタッフ、サービス(「初回相談」「定期ミーティング」等)、予約フォーム(会社名、相談内容等のカスタムフィールド)を管理できる。美容院の予約、クリニックの診療予約のようなイメージ。
個人の日程調整にはBookings with me、組織として複数スタッフの予約管理にはMicrosoft Bookingsが適しています。
活用シーン
営業の初回アポイント: 問い合わせフォームの自動返信メールに予約ページURLを記載し、リードが自分でアポイントを取れるようにする。
社外パートナーとの定例調整: 「次回の打ち合わせはこちらから予約してください」とURLを送るだけで、メール往復なしで日程が確定。
採用面接の日程調整: 候補者に予約ページURLを送り、面接枠を自分で選んでもらう。
ライセンス
Bookings with meはMicrosoft 365の商用プラン(Business Basic以上)に含まれています。追加費用は不要です。
HubSpotのミーティングリンクとの使い分け
HubSpotを利用している場合、HubSpotのミーティングリンクも同様の機能を提供します。HubSpotのミーティングリンクはCRMとネイティブに連携し、予約者の情報が自動的にコンタクトに記録されるため、リード管理が目的ならHubSpotのミーティングリンクが適しています。
Outlook Bookings with meはM365の予定表との統合が深く、Teams会議の自動リンクが便利なため、社内の日程調整やM365中心の環境に適しています。
まとめ
Bookings with meは「URLを送るだけで日程調整が完了する」シンプルで強力なツールです。追加費用なしで利用でき、メールの往復を劇的に削減できます。まずは自分の予約ページを作成して、1人の取引先とのアポイントで試してみてください。
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