社内SEの仕事内容|業務一覧・1日のスケジュール・やりがいと大変さ
社内SEの仕事は「何でもIT」
社内SEの仕事を一言で表すと「社内のITに関するすべて」です。大企業ではインフラ担当、セキュリティ担当、ヘルプデスク担当と分業されますが、中小企業では1〜2名で全領域をカバーします。
業務一覧
日常業務(毎日発生)
ヘルプデスク対応(PC・ネットワーク・アプリのトラブル対応、パスワードリセット、プリンタ不具合対応)、メール・チャットでの問い合わせ対応、入退社に伴うアカウント作成・削除、セキュリティアラートの確認・対応が日常的に発生します。
定期業務(週次・月次)
Windows Update・パッチの適用管理(週次)、バックアップの成功確認(週次)、IT資産の棚卸し・ライセンス確認(月次)、セキュリティログの確認(週次)、SaaS契約の更新管理(月次)、経営層・管理部門へのIT状況レポート(月次)を行います。
プロジェクト業務(不定期)
SaaS・業務システムの導入プロジェクト、PCの大量入替・キッティング、オフィス移転時のIT環境構築、M&A後のIT統合(IT PMI)、クラウド移行プロジェクトに対応します。
企画・戦略業務
IT投資計画の策定、DX推進の企画立案、SaaS・ツールの選定・比較、ベンダーとの折衝・契約管理を行います。中小企業では日常業務に追われてこの領域に時間を割けないのが最大の課題です。
1日のスケジュール例(中小企業・ひとり情シス)
9:00に出社後メール・セキュリティアラートの確認、9:30〜12:00にヘルプデスク対応(3〜5件)と並行してアカウント作成(新入社員対応)、13:00〜14:00にSaaSベンダーとのオンラインミーティング、14:00〜16:00にWindows Updateの配信状況確認とトラブル対応、16:00〜17:00にPCキッティング(翌週入社の社員分)、17:00〜18:00にIT資産台帳の更新と未対応チケットの処理という流れが典型的です。
この例でわかる通り、IT企画・戦略に充てる時間がほぼゼロです。これが中小企業の社内SEの現実です。
やりがい
自社の業務改善に直接貢献できること、「ありがとう」と言われる距離の近さ、幅広い技術に触れられること、経営に近い視点でIT戦略を考えられる(余裕がある場合)ことが社内SEのやりがいです。
大変さ
「何でもIT」の業務範囲の広さ、ヘルプデスクに時間を取られて戦略的な仕事ができないこと、「できて当たり前」で評価されにくいこと、1人で全責任を負う孤独感、休暇中も障害連絡が来る可能性があることが大変さです。
負荷を軽減する方法
定型業務(ヘルプデスク、アカウント管理、パッチ適用)を外部に委託し、社内SEが企画・戦略に時間を使える体制を作ることが最も効果的です。社内FAQの整備やPower Automateによる自動化も併用することで、さらに効率化できます。
まとめ
社内SEの仕事は幅広く、やりがいも大きいですが、中小企業では業務量が1人のキャパシティを超えていることがほとんどです。外注と自動化で負荷を軽減し、本来やるべき仕事に集中できる環境を作ってください。
情シス365は、社内SEの日常業務を代行し、戦略的業務に集中できる環境を提供します。