IT運用代行とは?対象業務・費用相場・導入メリットをわかりやすく解説
IT運用代行とは
IT運用代行とは、企業のITインフラやシステムの日常的な運用・保守業務を外部の専門企業に委託するサービスです。「情シス代行」「情シスアウトソーシング」とほぼ同義ですが、「IT運用代行」はサーバー監視やネットワーク運用などインフラ寄りのニュアンスが強い場合があります。
IT運用代行の対象業務
IT運用代行が対象とする業務は大きく3つの層に分かれます。
第一層はエンドユーザーサポートです。社員からのIT問い合わせ対応(ヘルプデスク)、PCのトラブルシューティング、アカウント管理(入退社対応)が含まれます。
第二層はインフラ運用です。サーバーの監視・保守、ネットワーク機器の管理、バックアップの運用・検証、Windows Update等のパッチ管理が含まれます。
第三層はセキュリティ運用です。MFA・EDRの運用管理、セキュリティログの監視、インシデント対応の初動が含まれます。
IT運用を外注すべきタイミング
以下のいずれかに該当する場合、IT運用代行の検討を推奨します。
IT担当者が退職した(または退職予定である)場合、IT担当者が1人で限界を感じている場合、セキュリティ対策が不十分だと認識しているが対応できていない場合、IT関連のトラブルが頻発し業務に支障が出ている場合、IT担当者を採用したいが応募がない場合です。
費用相場
ヘルプデスク+アカウント管理で月額10〜20万円、上記+インフラ運用+セキュリティで月額20〜50万円、フルスコープ(IT企画・戦略含む)で月額40〜80万円が一般的です。
IT専任者1名の人件費(月額50〜80万円)と比較すると、同等以上の業務範囲を低コストでカバーできるケースが多いです。
IT運用代行のメリット
安定したIT運用として、チーム体制で対応するため、担当者の病欠・退職による運用停止リスクがありません。専門知識の活用として、M365の高度な設定、ネットワーク設計、セキュリティ対策など、1人のIT担当者ではカバーしきれない領域に対応できます。コストの予測可能性として、月額固定制であれば、IT運用コストが毎月一定で予算管理がしやすくなります。
IT運用代行のデメリット
社内にITナレッジが蓄積されにくい点として、すべてを外部に委託すると、社内にIT知識が残りません。月次レポートの受領やナレッジ共有の仕組みを設けてください。物理作業への対応として、リモート型の場合、PCのセットアップやケーブル配線などの物理作業には別途オンサイト対応が必要になります。
まとめ
IT運用代行は、中小企業がIT専任者を採用せずに安定したIT運用を実現するための合理的な手段です。自社の課題と予算に合ったサービスを選び、まずは基本的な業務から外注を始めてみてください。
情シス365は、ヘルプデスクからインフラ運用、セキュリティ対策まで、IT運用をワンストップで代行します。月額18万円から利用可能です。