オフィスのインターネットが遅い・切れる|原因の切り分けと対策ガイド
「ネットが遅い」は情シスへの最多問い合わせ
「インターネットが遅い」「Wi-Fiが切れる」は、情シスへの問い合わせで最も多いトラブルの一つです。原因は多岐にわたるため、正しい切り分けが重要です。
原因の切り分け手順
ステップ1:影響範囲の確認
全社的に遅いのか、特定のフロア・部署だけなのか、特定のPCだけなのかを確認します。全社的ならインターネット回線やルーターの問題、特定フロアならスイッチやWi-Fi APの問題、特定PCならそのPCの問題です。
ステップ2:有線/無線の切り分け
Wi-Fiが遅い場合、有線LANに接続して速度を測定してください。有線でも遅ければ回線やルーターの問題、有線では正常ならWi-Fi環境の問題です。
ステップ3:速度測定
Speedtest(speedtest.net)で実測値を測定してください。契約帯域の50%以下しか出ていない場合は、回線またはルーターの処理能力に問題がある可能性があります。
よくある原因と対策
回線の帯域不足は、従業員数が増えた、Web会議が増えた等で契約帯域を超過しているケースです。回線のアップグレード(100Mbps→1Gbps等)で解決します。
Wi-Fi APの過負荷は、1台のAPに接続するデバイスが多すぎるケースです。APの増設または上位機種への更新で対応してください。
UTM/ルーターの処理能力不足は、UTMのセキュリティ検査がボトルネックになっているケースです。UTMのスループットを確認し、必要に応じて上位機種に更新してください。
古いLANケーブルは、Cat5(100Mbps対応)のケーブルが混在していると、ギガビット回線の速度が出ません。Cat6以上のケーブルに更新してください。
まとめ
ネットワークトラブルは「影響範囲→有線/無線→速度測定→原因特定→対策」の順に切り分けることで、効率的に解決できます。情シス365では、ネットワークのトラブルシューティングを含むIT運用を月額制でサポートしています。