社内SE業務一覧|技術スキル別に整理した完全リスト

社内SEの業務を技術スキル別に整理

社内SEの業務は多岐にわたりますが、必要な技術スキル別に整理すると、自分の強み・弱みや、外注すべき領域が明確になります。

レベル1:基本スキル(1〜2年の経験で対応可能)

PC・プリンタのトラブルシューティング、ユーザーアカウントの作成・削除(M365/GWS管理コンソール操作)、パスワードリセット対応、PCの初期設定(キッティング)、IT資産台帳の管理(Excelベース)、SaaS契約の管理・更新手続き、社内FAQの作成・更新。

レベル2:中級スキル(3〜5年の経験で対応可能)

M365/GWSの管理設定(メールフロー、共有設定、グループ管理)、MFAの導入と運用、条件付きアクセスの基本設定、Intuneによるデバイス管理の運用、Windows Updateの管理(WSUS/Intune配信)、SharePointサイトの権限設計、Power Automateによる業務フロー自動化、VPNの運用管理、バックアップの運用・復旧テスト。

レベル3:上級スキル(5年以上の経験・専門知識が必要)

Entra IDの条件付きアクセスの高度な設計、Active Directory / Entra Connectの構築・管理、ネットワークの設計(VLAN、DNS、DHCP)、UTM / ファイアウォールの設計・運用、EDR / SIEMの導入・運用、セキュリティインシデントの調査・対応、クラウドインフラ(Azure / AWS)の設計・構築、テナント統合・移行プロジェクトの推進。

レベル4:エキスパートスキル(専門家レベル)

ゼロトラストアーキテクチャの設計、M&A後のIT統合(IT PMI)の全体設計・推進、大規模クラウド移行のアーキテクチャ設計、セキュリティポリシーの全社設計・ガバナンス構築、IT戦略ロードマップの策定。

中小企業の社内SEへの期待

中小企業の社内SEには、レベル1〜2のスキルを広くカバーし、レベル3の一部に対応できることが求められます。レベル3〜4の領域は、外部パートナーの力を借りるのが現実的です。

すべてのレベルを1人でカバーする必要はありません。自分のスキルレベルを冷静に評価し、足りない領域は外注やツールで補完してください。

レベル別の年収目安

レベル経験年数年収目安(中小企業)求人市場の傾向
Lv1 基本1〜2年350〜450万円採用容易・流動性高
Lv2 中級3〜5年450〜600万円採用やや難
Lv3 上級5年〜600〜800万円採用困難・取り合い
Lv4 エキスパート10年〜800〜1,500万円転職市場で確保ほぼ不可

Lv3-4 を1名で抱えるコストは年800〜1,500万円。情シス365の月額60万円フルサポート(年720万円)でLv3-4 相当のチーム支援が受けられるため、コスト構造的にアウトソースが優位な領域です。

レベル別 業務分担マトリクス

中小企業に推奨する分担:

Lv内製 vs 外注理由
Lv1内製(兼任でも可)業務密着・即時対応必要
Lv2内製 + 外部の知見補完スキル定着のため社内に残す
Lv3外注主体 + 社内CTOコンサル採用困難・属人化リスク
Lv4完全外注単独で抱える必要なし

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まとめ

社内SEの業務はレベル1〜4に分けて整理することで、自社で内製すべき範囲と外注すべき範囲が明確になります。Lv1-2 は内製、Lv3-4 は外部委託が中小企業の最適解。

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