こういう状況の企業からご依頼をいただきます
- セキュリティ対策の必要性は感じているが、自社の現状が分からず何から始めるべきか決められない
- 前任の担当者やベンダーが設定した環境を、誰も全体として把握していない
- 取引先や親会社からセキュリティチェックシートが届いたが、自社がどこまでできているか答えられない
- IT費用が年々増えているが、何に払っていて何が不要かを整理できていない
- 情シスのアウトソーシングを検討しているが、いきなり月額契約を結ぶ前に、第三者の目で現状を見てほしい
- M&Aや事業承継で引き継いだ会社のIT環境を、短期間で把握したい
実施内容
実際にご依頼いただいている作業を、そのまま並べます。
IT資産・アカウントの棚卸し
業務端末の台帳、Microsoft 365 / Google Workspace のアカウント一覧、退職者アカウントの残存、管理者権限の数、MFA未登録者を洗い出します。
ID・アクセス設定の確認
MFAの適用範囲、条件付きアクセスの有無、外部共有の既定値、レガシー認証の許可状況、管理者権限の分離状況を確認します。
端末管理の状態確認
MDM(Intune・Google エンドポイント管理)への登録率、OS更新の適用状況、ディスク暗号化、EDR・ウイルス対策の導入状況を確認します。
ネットワーク・メール設定の確認
ルーター・ファイアウォール・VPN機器のファームウェア、ネットワーク分離の状況、SPF / DKIM / DMARC の設定を確認します。
データ保管とバックアップの確認
データの保管場所の分散状況、共有範囲の広さ、バックアップの有無と世代、業務ネットワークからの分離、復元テストの実施有無を確認します。
SaaS・契約・IT費用の棚卸し
利用中のSaaSと契約内容、ライセンスの過不足、年間IT費用を項目別に分解し、削減できる箇所を特定します。
リスク評価と優先順位付きロードマップ
ゼロトラストの5つの柱(ID・デバイス・ネットワーク・アプリケーション・データ)で現状を評価し、「今すぐ」「3ヶ月以内」「半年以内」の3段階で対策の順番を示します。概算費用も併記します。
報告会と経営層向けサマリー
60分の報告会で結果を説明します。技術の話ではなく、投資判断に必要な形へ翻訳した1〜2枚のサマリーを添えます。
進め方と期間
ヒアリングから報告会まで、約2〜3週間が目安です。
- 01
ヒアリング無料・60分
会社の状況、利用中のシステム、気になっている点を60分でお伺いします。この時点で診断の対象範囲を確定します。
- 02
閲覧権限の準備1〜2営業日
Microsoft 365 / Google Workspace の閲覧専用の管理者権限、ネットワーク機器の設定情報、契約書類をご用意いただきます。手順書をお渡しします。
- 03
調査約1週間
読み取り専用で設定と台帳を確認します。設定の変更は一切行いません。不明点は担当者にチャットで確認します。
- 04
分析・レポート作成約1週間
5つの柱でリスクを評価し、優先順位付きのロードマップと概算費用をまとめます。
- 05
報告会60分
結果を60分で説明し、質問にお答えします。経営層の同席を推奨しています。
- 06
次の一手(任意)
ロードマップを自社や既存のベンダーで進めていただいても構いません。実装や運用まで任せたい場合は、IT顧問プランまたは運用支援としてご提案します。
想定費用
IT環境診断パッケージ ¥100,000〜(税別・従業員数で決まる基本料金)
| 従業員 〜30人 | ¥100,000 |
|---|---|
| 従業員 31〜60人 | ¥180,000 |
| 従業員 61〜100人 | ¥250,000 |
| 従業員 101〜300人 | ¥400,000 |
| 従業員 301人以上 | 要お見積り |
ヒアリング、調査、レポート、報告会、経営層向けサマリーまで含みます。基本料金は従業員数で決まります。拠点が4ヶ所以上ある場合、Microsoft 365 と Google Workspace を併用している場合、オンプレミスのサーバー群や業務システムが多い場合は、調査対象が増えるため、ヒアリングで範囲を確定したうえで加算分をお見積りします。着手後に金額が変わることはありません。
関連する技術
この支援で実際に扱う製品・技術です。
- Microsoft 365
- Google Workspace
- Microsoft Entra ID
- Microsoft Intune
- Microsoft Defender
- EDR(各社)
- SPF / DKIM / DMARC
- VPN / ファイアウォール(各社)
- Windows Server / Active Directory
- NIST SP 800-207 / CISA ZTMM
- IPA 中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン
よくある質問
セキュリティ会社やベンダーの無料診断と、何が違いますか?
3点あります。第一に、当社は製品を売っていないので、診断結果が特定製品の購入に誘導されません。既に契約しているMicrosoft 365やGoogle Workspaceの標準機能で足りる箇所は、そのまま「追加購入は不要」と書きます。第二に、質問票への回答ではなく、管理画面の設定・台帳・ログを実際に確認します。「MFAを導入している」と答えた会社で、実際には管理者だけが対象だった、という食い違いを見つけるのが目的です。第三に、成果物が指摘の一覧ではなく、着手順と概算費用を付けたロードマップです。有償にしているのは、結果を自社や既存ベンダーで進めていただいても構わない、営業目的ではない診断にするためです。
料金はどう決まりますか?
基本料金は従業員数の階層で決まります。〜30人が¥100,000、31〜60人が¥180,000、61〜100人が¥250,000、101〜300人が¥400,000(いずれも税別)で、301人以上は個別にお見積りします。拠点が4ヶ所以上ある、Microsoft 365 と Google Workspace を併用している、オンプレミスのサーバー群や業務システムが多いなど、調査対象が増える場合は加算分を事前にお見積りします。着手後に金額が変わることはありません。
何を用意すればよいですか?
Microsoft 365 または Google Workspace の閲覧専用の管理者権限(グローバル閲覧者など)、ネットワーク機器の設定情報またはメーカー・型番、IT関連の契約書と請求書の一覧です。手順書をお渡ししますので、専任のIT担当者がいなくても準備できます。
調査中に設定を変更しますか?
いいえ。診断はすべて読み取り専用で行い、設定の変更は一切行いません。危険度が高く即時対応が必要な箇所が見つかった場合は、報告会を待たずにご連絡し、対応はお客様の判断で進めていただきます。
診断だけで終わっても問題ありませんか?
はい。レポートとロードマップは、自社や既存のベンダーで進められる形でお渡しします。継続支援のご契約は任意で、営業のお電話などもしていません。
継続支援に移行した場合、同じ調査をやり直しますか?
やり直しません。診断で作成した台帳・設定の記録・ロードマップをそのまま引き継いで、IT顧問プランまたは運用支援を開始します。継続支援の初期に行う現状分析は、診断の結果で置き換えます。
既に別のIT会社に運用を任せていても依頼できますか?
はい。第三者の立場で現状を確認するセカンドオピニオンとしてのご依頼が多くあります。既存ベンダーの評価が目的ではなく、環境の現状を事実として整理することが目的です。
脆弱性診断やペネトレーションテストは含まれますか?
含まれません。本診断は設定・台帳・運用状況の確認が対象です。外部公開サーバーの脆弱性診断が必要と判断した場合は、ロードマップの中で必要性と概算費用を示します。
オンプレミスのサーバーやActive Directoryだけの環境でも対応できますか?
対応できます。ただし調査はリモートで行うため、サーバーへのリモート接続手段をご用意いただきます。オンサイトでの実地調査が必要な場合は、交通費を実費でご請求します。
SCS評価制度やISMSの取得に使えますか?
直接の認定や審査対応は含みませんが、5つの柱での評価結果は、SCS評価制度の要求事項やISMSの管理策と対応づけて読めるように整理しています。取得を目指す場合は、ロードマップの中で必要な追加対応を示します。
関連するガイド
進め方の一般的な知識は、ガイド側にまとめています。